5月12日の日記

2008年5月12日
姉宅の話。

姉は私の6才上で、結婚は23才で、二年後に年子で男女の子供を授かりました。
ダンナさんは公務員で、一家はしばらく官舎に住んでいました。(その後かなり郊外に一戸建て購入。)
若い夫婦なんで恒常的に「金銭的にいっぱいいっぱい」状態だったらしく(姉談なんで、実際どうなのかわかりませんが)、親しい友人は実家が裕福だったりでいろいろ精神面で大変だったみたい。
その当時、ぐちを何度か聞いたけれど、私は社会人とはいっても実家暮らしだったので家計云々がまったく分かっていないお子ちゃまで、結婚生活やら育児がどうたらなんて、聞いても全く理解が出来ませんでした。
ダンナさんが九州出身のせいか、当時の社会の風潮か、「男は外、女は家」の考えの持ち主で、姉はまともに就職もしないうちに家庭に入り、育児に追われ、子育てが一息ついてからやっとパートを始めることになりました。
このパートというのは、公務員の家族だからできる役所内の仕事なので、民間から見ると恵まれています。扶養範囲内で働いて数年、少し前に役所の大幅リストラで辞めて、今はまた別の役所(これも紹介)で職員育休のための臨時雇用で仕事をしています。
子供達は2人とも大学生になり、学費や仕送り(1人は一人暮らし)で、経済的にかなり大変な時期です。

まあまあ、私の少し年上の世代にはありがちな設定なんですが。
先日、姉夫婦がうちの実家にきて義兄の「○○(姉の名)の収入がなくなると生活できない」(←姉は臨時雇用なんで)との発言に(これは母から聞いた)
「???」
と、首を傾げてしまったです。

子供が幼かったということもあるけれど、外で働くなと言ったのは義兄なのに。まともな仕事経験もなく年齢を重ねてしまって、子持ちで就職というのがどれほど大変か。ナゼ、姉が働くと言ったときに拒んだのか。
まったくもって、私には理解不能です。
ってか、かなり怒りの感情が芽生えたよ。

義兄はとってもいい人で、家庭人で仕事もまじめで、人間的には問題ないんです。合う合わないで言えば私は合いませんが(笑)
姉もそれを制して仕事をするって情熱もなかったし(してたら家庭不和確実だったであろう)、家族のサポートもいっぱいいっぱいやってたし、現在40代半ばの一般的な育児と仕事に対する考え方や、当時の職場理解、保育園などの社会の対応としてはこういうもんだろうとは思いますが・・・
でも、やっぱり納得は出来ないなぁ。。。

姉が私のことを「よくがんばってるよ」って褒めてくれました。
私は人が仕事をするのは当たり前と思っているので、そうか?と嬉しいながらも疑問符はついちゃうんだけど。
私から見れば、毎月苦しい〜と言っても自分が稼ぐこともできず、ダンナの意向で自分の選択幅を狭められ、それでもあんなに素直な良い子を育てたあなたの方が「がんばってる」と思うよ。

私も(最初の)結婚当初は、奥さんはこうする、ああすると、なんだかセオリーみたいなものを言い訳に、派遣社員をしていたもん。あれで子供でもできてたら・・・やっぱり同じ環境になっていたかも。
私の場合は相手に人生託すみたいなことは無理!と早々に見切りを付けられる相手だったので、さっさと転職せざるを得なくて、自分の性格上、今思えば「働かなくてはならない状況」で良かったんだろう。
子供や家族の迷惑は当然顧みるけれど、その上で自分の常識の範囲内であれば、私のことは私が決める。自分がどうするか人の顔色みて決定するなんて、まったくもって不可能だ。
だからダメにしてるんだ(笑)

****************************
働くということ。
なんとなくヒミツにしてみた。意味なし(笑)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索